JBLのパッシブスピーカー「J216 PRO」です。 以下の整備を施しています。 ・　ネットワークパーツの刷新 ・　配線の引換え ・　ツイーターパネルの刷新 ・　スピーカーターミナルの交換 ・　前面ネットの張替え ・　ブラケット用ボルトの交換 内部のネットワーク回路のパーツを新しくしています。（写真8枚目右下） ツイーター用コンデンサにJantzenAudio「CrossCap」PPフィルムとニチコン「MUSE」電解コンデンサを採用。 ウーファー用にもMUSEを付加。 コイルも新しいものに交換しています。 上記に伴い、配線をすべて引き換えています。 スピーカーターミナルからネットワーク間は、OFHCケーブルの「SharkWire SNZ1.0」を採用。 経年でボロボロになるツイーター用の樹脂製パネルを、同形のウォルナット無垢板にしました。クリア塗装済み。（写真5、7枚目） スピーカーターミナルをバナナプラグ対応のものに交換しています。（写真8枚目左下） 前面のサランネットを張り替えています。（写真2、6枚目） 白地に金の麻の葉文様です。綿100％製。 背面のブラケット用ネジ計8本を、六角ボルトに交換しています。 -------- キャビネットは、角に若干の劣化がみられる程度（写真8枚目上）で、流通品としては比較的綺麗です。 JBLのロゴステッカーもサイドに貼られています。 ツイーターのドームのチタン蒸着が薄くなっています。 写真にてご確認ください。（写真5、7枚目） ※　錆ではありません -------- 90年代まで発売された製品ながら、「じゃじゃ馬」と称される昔のJBLの音を残しているとされるユニークなスピーカーです。 なので、あえて音を整える改修をせず、元のバランスを残すチューンにしています。 エネルギーのあるアンプで大音量で鳴らしたいスピーカーです。 -------- 主な定格 ・　2WAY/2Speaker/バスレフ/ブックシェルフ型 ・　寸法：幅255x高さ375x奥行244mm ・　重量：8.2kg ・　インピーダンス：8Ω ・　音圧Lv：87dB/W/m ・　再生周波数帯：50Hz～20kHz